スタッフM、朝食からセルフうどん2玉食べました…。
今日は「香川漆器」Day。
香川県は江戸から続く漆器の一大産地である。
蒟醤(きんま)、存清(ぞんせい)、彫漆(ちょうしつ)、後藤塗(ごとうぬり)、象谷塗(ぞうこくぬり)、
といった香川漆器独自の超絶技法を持ち、
国の伝統的工芸品のひとつに指定されている。
最近では色漆を独自に調整した、
カラフルな漆塗りの器により人気が高まっている。
「香川県漆芸研究所」は県が運営する伝統技法の伝習所。
全国から志願した生徒が、
人間国宝の先生等から直接指導を受けられる貴重な施設。
重厚な雰囲気の中、
香川漆器の製作工程が細かく展示してあり、圧巻である。
続いては創業90年を超える香川漆器の老舗メーカーへ。
先だってNHK番組「イッピン」にて取り上げられたこのメーカーは、
色漆を調合して現代生活シーンにマッチするカラフルな漆塗りの器を開発。
人気を博している。
昔からの漆の器離れが加速する現代に、
何とか良さを伝えていきたいとの一心から開発を行ったとのこと。
楡や栃といった天然木に職人の手塗りで仕上げられた漆器は、
軽くしっとりとなめらかであたたかみがある。
老舗でありながら革新を続ける姿勢に感じ入る。
工房では職人が黙々と、静かな気迫十分に作業を行っている。
塗りに研ぎにと分担しながら、
大物から小さなものまでひとつひとつ丁寧に仕事する。
腕のいい職人の仕事は、作業場が汚れない。
こちらも整った工房であった。
メーカーの社長さんに、地元のうどん屋さんをご紹介いただく。
国道をしばらく走った小さな間口の店だが、
地元の人で大いに賑わっている。
少々並んでも回転がいいのがうどんの特徴。
おすすめの、海藻がトッピングされたかけうどんを一杯。
うまい。
昨日とはまた違った味わい、喉越し。
これはたまらん。
腹ごしらえ後は、気になった漆器工房に飛込みで訪問。
いきなりの訪問にもかかわらず、
ご主人に快く応対いただく。
バリエーション豊富な漆器の数々。
スタンダードなものから、色漆を多用したきれいな器、愛らしい漆絵を施した品々まで、
確かな腕による手作りならではの良さを生かした作品に、
思わず顔がほころぶ。
こちらは、商品名「わーい盆立て」といいます(笑)
ふと道へ出ると、こんなところにセルフうどん屋が!
条件反射で入り、おやつとして「ぶっかけ」を^^
いや~、うまいねぇ。
食べ飽きないねぇ。
高松駅に戻り、次の目的地までの切符を求める。
愛媛県 松山までは予讃線「特急 いしづち」で2時間半の道のり。
道中お腹すくかもな~と見渡すと...
あらこんなところにうどん屋さん♪
連絡船うどんは、
昭和の終わりとともに廃止となった
宇高連絡船のデッキで供されていたうどんを再現しているとのこと。
今までと雰囲気はちょっと違うが、これも四国讃岐うどんの味わい。
高松、最後までやってくれます。。
身も心も満腹で乗る列車。
車窓には穏やかな備後灘。
いつのまにか…
うつらうつらと……。