つるりとした透明感で、見た目から涼しげなこちらのうちわ。
透き通っていることと、昔はこのうちわをサッと水に浸けてからあおいで、気化熱の効果で涼をとったことから「水うちわ」(水団扇)と呼ばれています。
この透明な美しさは、原料の美濃和紙(雁皮紙)の薄さと強さのたまもの。一枚ずつ職人が細心の注意を払って丁寧に手で漉いた和紙は向こうが透けるほどの薄さです。
竹製の骨に一枚ずつ貼って天然のニスを塗って仕上げ、本物の水うちわが完成します。100%天然の材料から作られています。
デザインは、HIROCOLEDGEブランドで人気の高橋理子さん。
表面は藍染の透かし和紙に様々な大きさの円を大胆に連ね、裏面はシャープなストライプで引き締まった印象になっています。表と裏が融合して、伝統的な和柄の輪繋ぎを思わせる粋なデザインです。
台座をお付けしていますので、暑い季節のお部屋のインテリアとしてもお使いいただけます。
海外の方へのご贈答にも大変人気のお品です。
ギフト向けに和紙による無料ラッピングも承っています。贈り物としてもぜひお選びください。
※水に濡れても大丈夫ですが、長時間水に浸けたまま放置すると白濁することがありますのでご注意ください。また、紫外線の強い場所に長時間放置しますと黄変する場合があります。
※天然ニスはアルコールで溶解しますので、ご酒宴等の席でのご使用はお控えください。
美濃和紙 家田紙工
岐阜県岐阜市
美濃和紙の歴史は古く、今から約1300年前まで遡る。
古来より保存用の文書の紙に利用され、現在では国宝の修復にも活用されている。
なかでも「家田紙工」は明治22年創業の老舗和紙問屋。長年に渡り、提灯用和紙の絵付けを手がけ、現在では江戸時代以降の伝統的な絵付け技術を継承するとともに、最新技術と伝統技術を組み合わせた新たな和紙加工製品の制作にも積極的に取り組んでいる。