陶の里 美濃焼の窯元発、「ぎやまん=ガラス」という名前を持つやきものです。
ガラスのことを、古来日本では「瑠璃(るり)」や「玻璃(はり)」、「ビードロ」や「ギヤマン」というように色々な呼び方をしてきました。
れっきとした美濃焼のやきものでありながら、ツヤと輝きはガラスと見紛うほど…。本当にきれいな器です。
こちらは「漆ブラウン」という赤茶色のお皿。名前の通り、漆を塗ったような深いツヤをもつ美しい器です。
8寸とは24cmほどの直径で、ご家庭では比較的大きな方に入るお皿です。
食卓ではメインディッシュやサラダなどを盛って、みなさんで取り分けるような使い方はいかがでしょうか。
一見繊細に思われますが、しっかりと実用本位に作られていて、食器洗い機にかけていただいても大丈夫。美しさと丈夫さを兼ね備えた大きなお皿はどんなご家庭でも重宝していただけます。
※オーブンのご使用はお避けください。
※ナイフやフォークは表面に傷がつく場合がありますのでお避けください。
美濃焼 カネコ小兵製陶所
岐阜県土岐市下石町
大正10年創業の美濃焼窯元。下石町は流し込み成型に適した陶土が取れ、技術を生かした熱燗用徳利の生産を始め、昭和40年代後半には年間160万本と、日本一の生産量を誇った。
平成に入り、食器などの生活雑貨の生産を始め、美濃焼の歴史と伝統を大切にしながら、やきものを通してくらしの中へ「小さな」しあわせを届け、楽しくて心地よい、普段着の生活文化を創造することを理念として、新しいやきものづくりに挑戦している窯元である。