持ちやすくすっきりしたフォルムが印象的な、天然木・漆塗りの酒杯セットです。
透明な透き漆を塗り重ねる「木地呂塗り」という技法で木目を透かせ、満月と三日月をかたどった金箔の上から漆を塗る「白檀塗り」という技法で月を浮かび上がらせています。
お酒にゆらめく月の姿は、とても風流で優雅な時間を演出してくれます。
杯は色々ありますが、漆器の杯のいいものというのは案外ないものです。
漆器ならではの軽さと温かさ、素晴らしい質感は、お酒がお好きな方にきっとご満足いただける逸品です。
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#日本酒好きな方向け
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#ラッピング無料
※食器洗い機、電子レンジのご使用はお避けください。
※直射日光を避けて保管してください。
越前漆器 土直漆器
福井県鯖江市
越前漆器の起こりは、約1500年の昔にさかのぼる。古墳時代の末期にあたる6世紀、片山集落(現在の福井県鯖江市片山町)の塗師が継体皇子からこわれた冠の修理を命じられ、冠の修理とともに黒塗りの椀を献上した。すると、皇子はその見事なできばえにいたく感動し、片山集落で漆器づくりを行うよう奨励。これが越前漆器の始まりと伝えられている。
土直漆器は、昭和37年「土直漆器店」として産声を上げた漆器メーカー。分業体制が確立されている越前漆器では珍しく、素地作り以外の全工程(下地、中塗、上塗、蒔絵)に専門の職人を抱え、同じ工房内で漆器を製造している。越前漆器の中でも抜きんでた「堅牢さ」を誇る漆器製品を多く作っており、地元小学校の学校給食の器も手がける。