輪島塗の本場で、デザイン、木地作りから漆塗りまで一貫して手掛ける輪島キリモト。
現代の生活に溶け込む漆の製品を発信し続けています。
こちらは今では珍しい楕円形のお箸です。
実は楕円形は機械で加工することができません。なので、職人が3つのカンナを駆使して丁寧に削り、ふんわりやさしいフォルムのお箸を作っています。
素材に地元材のヒバ(ヒノキアスナロ)を使ったこのお箸は、指や手のカーブに楕円形がぴたりと吸い付くようで、びっくりするほど手によくなじみます。
持ち手と箸先は少しざらっとした仕上げになっていますが、これは傷つきにくく滑りにくい、輪島キリモト独自の漆塗り技法「蒔地(まきじ)仕上げ」です。
中間部分は透明な木地呂(きじろ)漆を丹念に塗って磨き、木肌を活かして輝く「木地呂仕上げ」で、ユニークで引き締まったフォルムを演出します。
使い込むほどに木地呂漆の透明度が増して、木目が鮮やかになってくる変化もお楽しみいただけます。
ベンガラとは赤の顔料のこと。22cmのお箸の長さは、女性の手によくフィットします。
素敵なお箸で、食事の手元も美しく。
和紙による無料ラッピングも承っていますので、ご自宅用はもちろん、大切な方への贈り物としてもぜひお選びください。
#軽くて滑りにくいお箸
#輪島塗り
#輪島キリモト
#女性へのギフト
#ラッピング無料
※食器洗浄機、電子レンジのご使用はお避けください。
※たわしやクレンザーのご使用はお避けください。ご使用後は柔らかいスポンジで洗い、乾いた布で拭いてください。
※箸置きは別売りとなります。
輪島塗・木工 輪島キリモト
石川県輪島市
江戸後期から輪島漆器の製造販売を代々営んできた桐本家。
昭和の初めに木を刳ることを得意とする朴木地屋を創業。その後、漆器木地をはじめ家具全般を手掛ける設備を整えていく。
現当主である桐本泰一氏は大学でプロダクトを専攻した経歴を持ち、木地業からの造形提案、デザイン提案、漆器監修などを始める。
朴木地屋を生業としながら、30〜40才代の力ある職人達と一緒に漆の器、小物、家具、建築内装材に至るまで、漆が今に暮らしにとけ込むような可能性に挑戦し続けている。
分業が主流な輪島の中で、木地職人、漆塗り職人を抱え、木地業だけでなく、自らが企画した商品をつくり販売する体制を整えた輪島キリモト。木地屋として確かな技術と実績があるからこそ、木地の注文から仕上げまで一貫して行うことができる。
工房には、いいもの、面白いものを作ってやろうという情熱的な目をした職人が集う。