こんなボトル見たことない…。
日本の伝統工芸「漆塗り」と、保温性抜群のステンレスのコラボで生まれた漆塗りのドリンクボトル"漆アンブレラボトル"(URUSHI UMBRELLA BOTTLE)です。
すっきりと細身で軽量のボトルは"アンブレラ"の名の通り、デザインモチーフは折り畳み傘。ステンレス真空断熱2重構造で抜群の保冷・保温性能を誇る「サーモマグ(thermo mug)」製です。
そのボトルをコーティングするのは天然の漆。
1,500年の歴史を持つ北陸の伝統工芸品 越前漆器の気鋭メーカー「土直漆器」の職人が、ひとつひとつ丁寧に漆を塗り重ね、"漆アンブレラボトル"は作られます。
漆塗りの製品は取り扱いが難しいのではと思いがちですが、このボトルの漆には学校給食の器にも使われるほど頑丈な「堅牢漆」が使われています。傷にもとても強いので、気兼ねなく持ち運んでご使用いただけます。
蓋はシリコンゴムのパッキンが付いてぴっちり閉まりますから、飲み物がこぼれる心配もありません。
容量は300mlとコーヒーたっぷり一杯分くらいです。
ボトルデザインには、唐草(KARAKUSA)を蒔絵の技法で描いています。
唐草模様は生命力の象徴でもあり、繁栄や長寿の吉祥文様です。丁寧に塗り重ねた朱漆の艶やかで深い色合いにシルバーの唐草模様が美しく映えます。
しっとりとした手触りは天然漆塗りならでは。一般的な樹脂塗装のドリンクボトルとはまったく別の上質な仕上がりで、カバンから取り出した瞬間に目を引くことうけあいです。
使い込むごとに味わいを増す漆塗りのドリンクボトル。
いいモノをお好きな方への贈り物にいかがでしょうか。
和紙による無料ラッピングも承っています。
※電子レンジ、オーブン、直火のご使用はできません。食器洗浄機のご使用はお避けください。
※たわしやクレンザーのご使用はお避けください。ご使用後は柔らかいスポンジで洗い、乾いた布で拭いてください。
※直射日光を避けて保管してください。
越前漆器 土直漆器
福井県鯖江市
越前漆器の起こりは、約1500年の昔にさかのぼる。古墳時代の末期にあたる6世紀、片山集落(現在の福井県鯖江市片山町)の塗師が継体皇子からこわれた冠の修理を命じられ、冠の修理とともに黒塗りの椀を献上した。すると、皇子はその見事なできばえにいたく感動し、片山集落で漆器づくりを行うよう奨励。これが越前漆器の始まりと伝えられている。
土直漆器は、昭和37年「土直漆器店」として産声を上げた漆器メーカー。分業体制が確立されている越前漆器では珍しく、素地作り以外の全工程(下地、中塗、上塗、蒔絵)に専門の職人を抱え、同じ工房内で漆器を製造している。越前漆器の中でも抜きんでた「堅牢さ」を誇る漆器製品を多く作っており、地元小学校の学校給食の器も手がける。