伝統的な手法「拭き漆」で仕上げた、細身の上品な四角箸。
天然の木目が透ける深い飴色の木地に、金と銀で絵付けされた市松模様が美しく輝きます。
市松模様は洋風にいえばチェック柄。途切れることなくどこまでも繋がっていることから、「繁栄」を意味する縁起柄として日本でも古くから愛されています。
天然木ならではの木目の美しさを見せる「拭き漆」技法。
漆を塗っては拭き塗っては拭きを繰り返しながら丁寧に手仕上げされたお箸は使うごとに味わいが増し、いつもの食事をより一層美味しく感じさせてくれます。
細身で軽く取り回しがしやすいため、小さな食べ物も楽につまむことができます。
上品さと使いやすさを兼ね備えたモダンなデザインのお箸。
老若男女問わず、ご夫婦やカップルへの贈り物にいかがでしょうか。
※食器洗浄機、電子レンジのご使用はお避けください。
※たわしやクレンザーのご使用はお避けください。ご使用後は柔らかいスポンジで洗い、乾いた布で拭いてください。
※すべて手作りのため、一点ごとに色合いや模様に違いがございます。
※箸置きは別売りになります。
越前漆器 土直漆器
福井県鯖江市
越前漆器の起こりは、約1500年の昔にさかのぼる。古墳時代の末期にあたる6世紀、片山集落(現在の福井県鯖江市片山町)の塗師が継体皇子からこわれた冠の修理を命じられ、冠の修理とともに黒塗りの椀を献上した。すると、皇子はその見事なできばえにいたく感動し、片山集落で漆器づくりを行うよう奨励。これが越前漆器の始まりと伝えられている。
土直漆器は、昭和37年「土直漆器店」として産声を上げた漆器メーカー。分業体制が確立されている越前漆器では珍しく、素地作り以外の全工程(下地、中塗、上塗、蒔絵)に専門の職人を抱え、同じ工房内で漆器を製造している。越前漆器の中でも抜きんでた「堅牢さ」を誇る漆器製品を多く作っており、地元小学校の学校給食の器も手がける。