鹿児島の伝統工芸品「薩摩焼」は、白い陶土から作られる「白薩摩(しろさつま)」と、鉄分を含む土と黒い釉薬で真っ黒に仕上げる「黒薩摩(くろさつま)」の大きく2種類があります。
こちらは「てのひらサイズ」の丸っこい形がかわいい後手急須。
1つの急須の中に質感の異なる2色をバランスよく使って、モダンなデザインに仕立てています。
光沢のある黒部分は、「黒もん」と呼ばれる伝統的な黒薩摩の色合いを再現したもので、釉流れによる自然の景色が生き生きと力強い姿を見せています。
マットなグレー部分は、釉薬をかけず焼き締めているため、土の質感をダイレクトに味わえます。
急須の内部も焼き締めとすることで、茶葉の雑味が吸収され、まろやかなお茶の味わいをお愉しみいただけます。
丸い本体は、お湯を注いだときに茶葉が急須のなかで対流しやすい形。
茶漉しも本体と一体化しているので、茶葉の対流を妨げるものがなく茶葉が広がり、風味豊かなお茶を淹れることができます。
すっきりとした注ぎ口は後引きが少なく最後の一滴まで綺麗に注ぎ切ることができますよ。
170mlの容量は、煎茶などの日本茶をお一人で楽しむのにぴったり。
玉露や中国茶、台湾茶をお淹れいただくのにもちょうど良いサイズ感です。
毎日お茶を飲まれる方へのギフトとして、湯呑みと合わせて贈られるのもおすすめです。
※すべて手作りのため、一点一点大きさ・形・色・模様に多少の違いがあります。
※食器洗浄機、電子レンジのご使用はお避け下さい。
薩摩焼 御茶碗屋つきの虫
鹿児島県鹿児島市
薩摩焼の名窯「沈壽官窯」で習得した伝統技法をベースに、自らの感性を取り入れた個性的な器はいずれも他に類を見ないものばかり。薩摩焼のニューウェーブ。
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